私が第2子を妊娠している時に読んでいた本が、『人生で一番大事な最初の1000日の食事』でした。
何故買ったかと言うと、一人目の長男は1歳過ぎからお肉や魚等のタンパク質は大好きだけど、お野菜は本当に苦手で便秘に悩まされていました。
(今は4歳になり、少しずつお野菜も食べられるようになってきています。)
私はこの野菜嫌いに本当に辛い思いをしたので、二人目はなるべく野菜も食べられる子に育って欲しかったので、妊娠中の時から「どうしたら野菜も食べられる子に育つのだろう」と思い、この本を購入してみたのです。
そこには私が知っている離乳食の進め方とは違う進め方が書かれていて、お野菜の離乳食の進め方は緑の野菜から進めていくという事でした。
お野菜の場合は、にんじんやかぼちゃといった甘い野菜から与えますが、ほうれん草や小松菜といった甘みの少ないお野菜から進めていくと「野菜好き」になるようになると。
本当か嘘かわからないまま実践していき、娘が2歳になった今、ほうれん草・小松菜・ピーマンといった緑のお野菜は普通に食べてくれて、最近はレタスのサラダも(もちろんドレッシング付き)食べれるようになりました。
今回は『人生で一番大事な最初の1000日の食事』の感想と、野菜好きになるための離乳食の進め方などを紹介していきたいと思います!
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■目次
『人生で一番大事な最初の1000日の食事』の正直な感想は?
目次にも書いてあるように、この本の感想はというと「分かりやすくて、買ってよかった!」です。
というのも、この本のおかげで二人目の母乳&ミルクの上げ方や、食事の進め方がとても参考になり、おかげさまで二人目の娘はあまり好き嫌いがなく野菜を比較的好んで食べてくれているからです。(※もちろん親があまり食卓に出さないものは食べようとしませんが、、、)
実は、この本は赤ちゃんが生まれた時からではなく、妊娠期から妊婦さんがどのような食事をしていけば良いかというところから話が始まっています。
というのも、赤ちゃんの食事はお母さんのお腹の中にいている時から味覚の形成が行われていて、羊水の味で赤ちゃんの味の好みができていくとされています。
なので、妊娠中にお母さんが好んで食べていたものが羊水に味や匂いとなって伝わり、赤ちゃんがその食べ物を好んでいくみたいです。
面白いですよね!
またこの本は赤ちゃんの食事に関して、実際の研究や実験のデーターを元に本にまとめているので、個人的にかなり信憑性を読んでいて感じました。
この本一冊で360ページほどあってかなり分厚いのですが、「妊娠中」「0歳〜」「5,6ヶ月〜」「1歳〜」と項目が分かれているので、自分が今どの時期にいてるのかで読み進めていくことが出来るので、読みやすいかと思おいます。
もし、これから離乳食を始めるお子さんの場合は「5,6ヶ月〜」を参考にしたり、生まれたての新生児期の場合は「0歳〜」を見て、母乳の与え方や、赤ちゃんの「空腹・満腹」の合図を見分ける方法を参考にする(ミルクや母乳の与えすぎを防止する)ことができます。

野菜好きになるための離乳食の進め方は?
この本に書かれてある(野菜に関しての)離乳食の進め方は、私達が一般的に知っている進め方とは違っていました。
例)
・さつまいも/にんじん/かぼちゃ/たまねぎ/とうもろこし
しかし本ではこういった甘みのあるお野菜から始めると、赤ちゃんは甘いのを好む傾向にあると書かれてあります。
・ブロッコリー
・ほうれん草
・小松菜
といったように、野菜自体に甘みが少ないものから進めていくのが良いとされています。
また、少し食べにくそうにしていても日を改め再度チャレンジすること。
そこには、頻繁に出すことによってその野菜に親しみを持ち体験させることで、好きになるという魂胆があるわけです。
ここで注意したいのは、野菜を進めていくうちに果物を与えてしまうことです。
果物は甘いので赤ちゃんが好む傾向にあります。
もし果物を食べて、その後に野菜を食べてしまうと受け付けないこともありうるので、果物は焦らずに与える必要はありません。

これから離乳食を始めようとしている方は、この進め方で始めてみてはいかがでしょうか。
現在2歳の娘は、ほうれん草や小松菜といった緑のお野菜から進めていき、現在は野菜は比較的食べてくれるようになっています。
野菜の好き嫌いを減らす方法は?
本によると、子供の野菜に対する好き嫌いは遺伝子の影響が強く関係しているみたいですが、だからといってずっと食べれない状況を変えられないわけではないみたいです。
では、どうしたら良いのか?
その対策が以下の2つです↓
・「大人がおいしそうにたべる」
この2つはもしかしたら知っている方も多いかもしれませんが、改めておさらいしておきましょう。
少し食べたら、たくさんほめる
子供は、親に褒められるのが一番のご褒美です。
例えば、少し高いところから飛べたとして、「すごいね!」「上手だね!」と喜んで褒めてあげると、子供は同じ行動を何度もしますよね。
それと同じで、苦手な野菜や食べ物を食べて親が嬉しそうにほめてあげるとします。
そうすると子供は、野菜を食べるとお母さんやお父さんは喜んでくれるんだと分かり、もう一度野菜を食べようとする行動がみられる可能性が高くなります。
なので、少しでも苦手なものを食べることができたら、笑顔で褒めてあげましょう!

大人が美味しそうに食べる
これもかなり効果的で、嫌いな食べ物以外でも言えますが、大人が美味しそうに食べる姿を見せるのは大切なことです。
大人が食べることで、「これは安全なものなんだ」と認識し自ら食べようという行動に移ります。
実際私の旦那は美味しそうにご飯を食べます(笑)
当時1歳未満だった小さな娘は、よく父親の食べる姿を見ていました^^
そのおかげかは確実にはわかりませんが、今でもよく食べる女の子に成長しています。
最低15回以上見せないと嫌いが無くならない
上記2点の対策をお伝えしましたが、やはり嫌いなものをすぐには食べれるようになるわけではありません。
嫌いな食べ物を食べるようになるには、最低15回以上子供たちに接触させる必要があると本では書かれていました。
なにも15回以上とも苦手な食べ物を食べさせるようにするわけではなくて、ただ実物を見せる・触れさせる・香りを嗅いでみる・絵本で見せるといった接触の機会を増やすだけでも効果はあります。
なので、食べないからもう出さなくて良いか〜で終わってしまうのは、もったいないという話になります。
もちろん無理やり食べさせるのはNGなので、食べなくてもいいから食卓に出すだけでも効果につながっていくでしょう。

『人生で一番大事な最初の1000日の食事』の正直な感想を言います。子供が野菜好きになる?!のまとめ
今回は私が妊娠7ヶ月くらいから娘の離乳食時期までに読んでいた『人生で一番大事な最初の1000日の食事』の感想や、内容をまとめてきました。
本の内容をすべて紹介することはできませんが、私がこの本を主に重要視した箇所は、子供の離乳食の進め方でした。
本来私達がやってきている離乳食の(特に野菜の)進め方が異なり、野菜好きにさせるにはほうれん草やブロッコリーといった甘みの少ないお野菜から進めている事です。
この箇所を読んだ時本当に目からうろこで、二人目のときにこの方法で進んでいくと娘は実際お野菜をあまり嫌がらずに食べてくれています。
息子も苦手なトマトを見る頻度が高くなっていくうちに、少しずつではありますが食べてくれるようになってきました。
またこの本は読みたいところから気軽に読めるようになっているので、分厚くても気負うことなく手に取って読める本だと私は思います。
これから赤ちゃんを迎える人や、離乳食を始める人、好き嫌いが多いお子さんを持つママ達の役に立つのではないかと思います。
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