子育てをしていく中でこんな悩みはありませんか。

お子様が1歳になって以前食べていたものを食べなくなったというお悩みは、育児をしていく上で結構多い悩みなんです。
特に食事は毎食の話になってくるので、食べないお子さんがいてる家庭では本当に辛い話だと思います。
今回は、そんな辛いお悩みを少しでも解決できるお手伝いをしたいと思い記事にしてみました。
全く食べないから少し食べるを目指すぐらいの気持ちで、今日から頑張ってみませんか。
■目次
1歳の子供がどうしてご飯を食べなくなる?

順調に来ていた離乳食も後期を迎え、1歳ごろを迎えた途端今まで食べていた物を食べなくなったというお子様は多いはず。
うちの子供も1歳4ヶ月辺りで、急に野菜を拒否するようになったんです。
最初は野菜が嫌いになったのかと思ったのですが、食べなくなるなったのにはただ単に「嫌いになった」ということではないみいです。
プチいやいや期
1歳頃から「自己意識の芽生え」が始まります。
そして1歳頃にもなると、噛むことや飲むことが上手になり、複雑な手の動きもできるようになるので、「自分で食べたい」という意欲が湧きます。
それと同時に「これは食べたくない」という拒否をする表現もできるようになるので、それが食べない事に繋がっていくのです。
イヤイヤ期は1歳〜3歳ごろまで続きますが、この時期のいやいや期がそのまま「好き嫌い」になっていくわけではないので、成長の段階だと思って優しく見守ることが大切です。
口の中が未発達
イヤイヤ期は食べない原因の一つになりますが、一番大きい原因は、1歳の子供の口の中はまだ未発達だということです。
こんな経験はありませんか?
硬いものや繊維が多いものは口から出すとか、酸っぱいものを嫌がる、バラバラやモソモソするものは嫌がる。
などなど・・・・。
これ実は、月齢の低い赤ちゃんや1歳等のお子様は口の中がまだまだ未発達だからなんです。
歯もまだ生え揃っていなかったり、味覚の発達も途中段階だったりすると、食べにくいものや、食べ慣れていない味等は嫌がる傾向が多いです。
なので、すぐ口から出してしまうから嫌いなんだと思わず、まだ食べられない段階にいてると思っておくと良いです。
調理方法を変えて何度も出していくと、食べる日も少しずつ出てくるはずです。
子供が食べない食事への対策

子供の食事は成長する上でとても大切なことです。
「食べないから」とか「食に興味がないから」という理由で全く何も対策しないのは、それは間違っています。
食べないなら、食に興味がないなら、一口でも何か食べられるように考えてあげる事も必要です。
これから書く対策は代表的なものですが、実際私の息子にもさせています。
少なからずとも効果はあるので、一度試してみてください。
食事は誰かと一緒にする
皆さんは自分のお子様と一緒に食事をしていますか?
まだ月齢の低い離乳食の時は全て一緒の時間に食べるというのは不可能ですが、1歳にもなると食べるタイミングはほとんど一緒になってきます。
家族が美味しそうにご飯を食べているのを見ると、「僕も(私も)たべようかなぁ・・・」と思う時がきたりします。
実際にブロッコリーを美味しそうに食べるふりをすると、実際に食べてくれる時もありました。
誰かが食べるのを見て、食べてみようという意欲がでてくることもあるので、できるだけ食事は一緒にするようにしましょう。
たっぷり運動させる
1歳にもなると、歩くのが上手になりますよね。
歩くのが上手になると公園へ出かけることも増えるかと思います。
体を動かすことはエネルギーをたくさん使うので、沢山動いた後は空腹を感じご飯も食べてくれます。
3歳になる偏食の甥っ子も運動の後はよく食べると聞きます。
なので、晴れている日は体をいっぱい動かし空腹感を持たせるようにしましょう。
(※おやつもなるべく小さいうちはあげなくでも良いかもしれませんね。)
食べられるものと一緒に食べさせる(混ぜる)
これは私の息子には効果的で、嫌な野菜が入っていていも食べてくれます。
特にハンバーグや卵焼きの中に、嫌いな野菜を柔らかく細かくしたものを混ぜ込んだりすると気にせず食べてくれます。
それだけでも気持ちが楽になっていきますよ^^
まずは自分の子供が何が好きなのか理解し、上手く混ぜ込める料理を工夫しましょう。
食卓に好きなキャラクターの食器を出す
お子様に好きなキャラクターがあれば、それのお皿やコップ、スプーンやフォークを出してみましょう。
私の子供はトーマスが好きなのでエジソンから出ているトーマスのフォークとパーシーのスプーンを使ってご飯を食べています。
食べてくれないおかずとかあると、キャラクターたちが美味しそうに食べるふりをするだけでも口を開ける場合があるので、少し役に立つ場合があります。
1歳の食べないを少しでも食べやすくする調理・レシピ裏技

ここでは、1歳の調理法や代表的な食材で、食べやすくなるポイントを押さえておきましょう☝
【調理法の裏技】
- 前歯で噛み切れるか
- 食べにくそうな時はとろみを付ける
- 麺類は長さを3cmくらいがベスト
- 手づかみの場合は、子供が持ちやすい棒状がベスト
- たまにはクッキー型などでくり抜きた形の食材を出してみる
- 冷たすぎず熱すぎないことを意識する
- 人参や大根その他の野菜もとにかくやわらく煮て調理する
- 葉物は柔らかく茹でて、繊維を断つように切る
【食材ごとの裏技】
パサツキのでるイモ類は、マッシュポテトやポテトサラダのようにまとまる調理法で食べやすくなります。
お肉やお魚と一緒に調理すると良いですよ。
麺類は柔らかく茹でてあげて、長さを3cmでカットしたり、食パンは耳をとってあげて、いろいろ具材がはさめるサンドウィッチ風にしてあげると子供も一口で食べやすいかもしれません。
イカやタコのように弾力のあるものや刺し身は避け、身がほぐれやすい魚や、骨が少ない魚を煮魚やムニエル、フライといった調理で出す。
お肉は基本ひき肉を中心にし、ハンバーグや肉団子にしたりして食べやすくする。
お豆腐も混ぜると柔らかいお肉料理ができます。
ひき肉は油の部分が多くなると思うので、赤身のお肉をフードプロセッサーで細かくしてから調理するのも良いですよ。
卵はいろんな調理法がありますが、卵焼にすると手づかみで食べれたり、荒目のスクランブルエッグだと、口の中でまとまり食べやすいです。
あと茶碗蒸しだとツルンとのどごしがよく美味しいと思います。
卵の中に具を入れる時は卵と同じぐらいの柔らかさにしてあげて、違和感のないようにしてあげましょう。
海藻類はひじきやわかめがありますが、基本柔らかく煮てあげることが大事です。
わかめは細かく切ってあげるとかしましょう。
またひじきは口の中でバラついたりするので、その場合は豆腐ハンバーグ等の中に入れて一緒に食べさすようにしてあげましょう。
野菜も柔らかく煮てあげて、葉物は葉っぱの部分だけを使用するなど気をつけてあげましょう。
人参を柔らかく煮てスティ状に出してげたり、お浸しの場合は柔らかく煮た葉っぱの部分を繊維を断つように切ってから出すようにしたりしましょう。
大豆や豆製品を使った調理は、お味噌汁が代表的です。
お味噌汁を飲めるだけでも大豆は摂れていますし、いろんな野菜やお肉といったタンパク質も同時に摂れることができます。
オススメは豚汁です。
あと枝豆は皮があるので、食べる前は剥いてあげても良いかもしれません。
あれば便利な調理グッズ&お食事グッズ
ここではあると便利な調理グッズやお食事グッズを紹介したいと思います。
これから離乳食が始まるお子様や、離乳食後期から幼児食に入るお子様でも必要となってくるグッズばかりですので是非参考にしてください。
フードプロセッサー
幼児用フォークセット
うちの子供はトーマスが好きなので、このエジソンを使っています。
ちょうど1歳5ヶ月頃使用可能になっていて、フォークは麺も絡みやすくギザギザになっていたり、スプーンも子供でもすくいやす形になっています。
スモッグ
遊び食べをする子供は、服が汚れてしまうことが多いかと思います。
なので、スタイでは間に合わないことも。
そんな時はスモッグを着させるのも良いかもしれませんね。
シルコットン
1歳の食べないに困ったらオススメする本【解決レシピ付き】
まとめ

今回は1歳の食べない子供の原因や対策などについて書いてきました。
子供の偏食や遊び食べによって、困っているお母さんはたくさんいると思います。
私もその中の一人です。
野菜を食べなくなった時は本当に困りました。(いまでも困っています)
しかし、あまり悩みすぎるとお母さんも楽しくないので、できることはやって
駄目なら食べてくれる日を気長に待つことも大切です。
いつか食べてくれることを願って、子供にとって楽しい食事作りをしてあげましょう。